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Wayland

うぇいらんど

#Linux #GUI #ディスプレイサーバー

Linux の次世代ディスプレイサーバープロトコル。X11(X Window System)の後継として 2008 年に開発開始。シンプルでセキュア、低遅延な設計を目指している。

X11 との違い

観点X11Wayland
アーキテクチャクライアント・サーバー分離コンポジタとクライアントが密結合
ネットワーク透過ありなし(必要なら別途プロトコル)
セキュリティ全クライアントが他のウィンドウを覗けるアプリ間で隔離
描画遅延古い設計のためやや高い低遅延
HiDPI / マルチモニタ後付け対応標準対応
NVIDIA GPU 対応安定近年安定(Driver 510+)

採用状況

ディストロ / 環境デフォルト
Ubuntu 22.04+(GNOME)Wayland
Ubuntu 26.04 + Kubuntu DesktopWayland(Plasma 6)
Fedora 25+Wayland
GNOME 40+Wayland
KDE Plasma 6Wayland

業務利用での実機挙動

Ubuntu 26.04 + KDE Plasma 6 系では Wayland セッションが既定で起動し、ログイン画面で X11 が選べない構成も多い。Chrome / Google Meet / VS Code / Docker GUI クライアントなどはほぼ問題なく動作する。

ただし一部の Electron 系アプリや Chrome の WebGL レンダリングは、Wayland + NVIDIA GPU の組み合わせで描画問題(例: Google Meet の背景がっ真っ白)を起こすケースがあり、Chrome に --ozone-platform=x11 --use-gl=angle --use-angle=gl 等のフラグで XWayland 経由に切り替える対処が必要なことがある。

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関連用語

  • X11 — Wayland の前身プロトコル
  • KDE Plasma — Wayland 標準対応のデスクトップ環境
  • Linux — Wayland が動く OS